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二十四節気 七番 立夏(リッカ) のオススメ

立夏(4/20頃~5/20頃)は、太陽が盛んで・天気も暑い日が多くなります

八十八夜も過ぎ、いよいよ夏が始まる「立夏」
太陽が盛んで、天気も暑い日が多くなります。
朝は少し早く目覚め、夜寝る時間は少し遅くなりますので、睡眠時間は自然に短くなりやすいです。

そこで、夏の陽気を助けに身体をよく動かし、体力を養ったり、汗を掻くことで籠りやすい夏の陽気を汗とともに発散してあげましょう。

身体を動かすこと、汗を心地よくかくことを楽しむことで、ストレスの解消にも繋がりますし、この時期に体力を養っておくのは、梅雨や夏本番の時期に暑気あたり(夏バテ)を防ぐ助けにもなります。

春の時期から頑張ることやストレスが多く、肩や首が凝りやすくなっている方は、血の巡りも悪くなりやすく「心」も疲れやすくなります。
睡眠不足は「心」を疲れさせる手助けにもなってしまいます。

立夏にオススメのヨガは、猫と牛のポーズ・子供のポーズ・下向き犬のポーズ

睡眠前のお風呂上がりなどに、猫と牛のポーズで背骨全体をしなやかに動かしてあげるのも心地よい睡眠の助けになります。
子供のポーズを加えてあげるのも良いですね。
身体をもう少し動かしたいときは、下向き犬のポーズで身体全体を用いて動かしてふくらはぎも気持ちよく伸ばしていく。片足を上げて骨盤を開いたり、上げた足を引き寄せてコアに意識を入れるのにもチャレンジしてみましょう。
軽く運動した後は昼寝もオススメです。
15分程度の軽い睡眠は午前中のストレスをリフレッシュし、午後の活動を支える力にもなります。
珈琲や緑茶が好きな方は、昼寝の前にいただくと目覚めた頃にカフェインの覚醒作用がちょうど出やすいですよ。

立夏にオススメの食材は、イチゴ・たまご

この時期に旬の果物であるイチゴは好きな方が多いですよね。
身体の体液を補い、消化を助け、抗酸化作用やビタミンCも豊富なイチゴ

そのままでも美味しいですし、豆乳や牛乳に加えてジュースにして美味しくいただきましょう。

立夏には卵を食べる風習もあるんですよ。

暑さで食欲不振、疲労感、倦怠感に襲われないように、栄養豊富な卵を食べて補ってあげましょう。
台湾では「茶葉蛋」(茶卵)と言って、烏龍茶やジャスミン茶に、醤油や酒、みりんをベースに、八角、シナモン、茴香などのスパイスを加えて調理すると、見た目よりもサッパリとしながら味わい深く美味です。

台湾のコンビニでは必ずと言っていいほど茶葉蛋を扱っているので、店内に入ると茶葉蛋の香りがするのも特徴です。

立夏にオススメのツボは、関元(カンゲン)

夏は「心から楽しむ」季節

春からのストレスなどで疲れが溜まっている感じがする
そんな時は、関元を温めてあげましょう。

関元(正中線(身体の中心線)上にって、ヘソから指4本分下)は、元気が存在するところと言う意味です。元気を補う効果があるので、疲労感、倦怠感からの不眠や冷え性の改善にもつながります。ホットタオルやお灸をしてあげるのも良いですよ。

立夏の時期から夏に向けて体力を養い、心のバランスを整えて、夏本番を迎える準備をしていきましょう。